『7つの習慣 最優先事項』 (スティーブン・コーヴィー)
手帳をうまく使いこなしたい、そんな気持ちでいろいろ書籍を探していたら、やっぱりこの本を一度は目を通したほうが良い気がしました。
7つの習慣において、最優先すべき事項は決まっています。
それはこの図の第二領域と呼ばれる部分です。
今までの手帳術は「時間をどう効率的に使うか」のためのツールでしたが、『7つの習慣』にとっての手帳は「いかに原則に則った生活を送るための」ツールなのです。
われわれは得てして、この第一領域「緊急で重要な」事項にばかり取り組みがちです。緊急で重要なのですからやらねばならないのですが、そのままでは第三領域の緊急だけど重要じゃないことにまで手を広げ、時間に追われるだけの毎日となります。
第二領域を重視するという原則に価値を置かないかぎり、価値観が生活の質を高めることはないのです。
そのために日記をつけ、第二領域にどれだけ関与できたのか毎日確認していくわけです。
また週単位の視野が室の高い生活を生む、とも書かれています。
第二領域の時間管理は
- やろうとしていることはミッションに結びついているか
- 自分の役割を見なおしてみる
- 目標を確認する
- 週の予定を組み立てる
- 誠実に行使する
- 評価する
という具体的な流れを経て、質の高い生活を送りましょうとなっています。