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捨てるもの残すもの

物欲のない僕がミニマリストになる!2017年「物を持たない生活」を目指します。いろいろ捨てちゃうけど、大切なものは残していきます。そんな生活の記録です。ミニマリストを目指していますが、捨てるばかりが目的ではありません。捨てながら残しながら、何が自分に大切かを考えてみたりして。

『男の作法』池波正太郎

100冊読書
 

男の作法 改版 [ 池波正太郎 ]
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昭和59年(1984年)初版の『男の作法』を読んだ。

 

実際に池波正太郎の語りを書き起こした本だが、読んでみると本当に池波正太郎に諭されているような臨場感のある一冊だった。

 

初版本から30年以上経っているけど、なかなかタメになるお話ばかりだった。

 

池波正太郎のスタンスの根底には「相対する人に対する自分」というのがあるのではないだろうか。

 

食通の彼が語る、寿司や天ぷらの食べ方ひとつをっても、職人の立場を考えて自分の所作を考えることの大事さを説いている。

てんぷら屋に行くときは腹を空かしていって、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べていかなきゃ、てんぷら屋の親父は喜ばないよ。

 

天ぷらというのは、材料が新鮮であることと、油の加減、これが大事なわけだからね。待っていれば同じ火力にしておいてもどんどん油の温度が上がり過ぎちゃう。

今度てんぷらやさんに行くときは、ちょっと気をつけなきゃ。

 

また時間についても

自分の人生が一つであると同時に、他人の人生も一つであるということだ。(中略)だから時間がいかに貴重なものかということを知っていれば、他人に時間の上において迷惑をかけることは非常に恥ずべきことなんだ。

としている。やっぱり相手あっての自分の所作 なのだ。

 

ときどき読み返したくなる一冊だった。

 

 

男の作法 (新潮文庫)

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